わたしは真悟 おすすめの漫画(マンガ)

わたしは真悟 おすすめの漫画(マンガ)

おすすめの漫画(マンガ) わたしは真悟の紹介です。読者のお勧め度を参考にしてお選びください。

漫画(マンガ)をまとめて購入したい方は、漫画(マンガ)まとめ買いよりどうぞ


おろち 1 (1) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)


タイトルおろち 1 (1) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)
著者楳図 かずお
出版社小学館
価格1200円
発送可能日通常24時間以内に発送
楳図氏の代表作が鮮やかに甦ったファン垂涎の書
レビュー日:2008-08-30  評価:★★★★★
「おろち」復刻シリーズの第一作。収録作は、「姉妹」、「骨」。私は小学生の時「少年サンデー」で読んだのだが、懐かしさが込み上げると共に、作品の骨格が良く出来ているのに改めて感心した。心理小説としても通用する程である。

「姉妹」は18才になると女性が醜くなると言う血統の龍神家の姉妹の葛藤と、その顛末を描いたもの。18才に近づくに連れ、姉の表情が次第に恐怖に取り付かれて行く描写が木目細かく描かれいて素晴らしい。次作にも共通するが、陰影の使い方が巧みで、雰囲気の盛り上げに貢献している。また、フキダシ以外の画中の字でも怖さを表現する芸の細かさ。そして、上述の通り、宿業と言える姉妹の心理的関係が二転三転する様は優れた心理小説を読んでいるかのよう。「骨」では不幸な生い立ちを持つヒロインが幸せな結婚をするが、夫が交通事故に遭い、必死の看病で夫は回復する。ところが、夫はガケから転落死。ここからの展開は捻りがあり、今読んでも唸らされる。後半、恐怖感が漸次的に盛り上がって行く構成は本当に巧みである。本作も前作と同様、人間の業が恐怖を生み出していると言える。

冒頭のカラー・ページは得をしたような気がした(絵画中の人物は楳図氏自身だろう)。今度映画化されるようだが、それがうなづける程、各コマが読者の視覚を意識している点も見逃せない。マンガだから当たり前だろう、と言うのは誤りで、自分本位の漫画家も多いのである。楳図氏の代表作が鮮やかに甦ったファン垂涎の書。

楳図初心者
レビュー日:2008-02-04  評価:★★★★★
最近楳図先生の作品を読み始めた楳図初心者ですが、この作品『おろち』も面白いですね〜。「姉妹」のラスト1ページは鳥肌が立ちました。
内容はもちろんの事表紙もオシャレで値段以上の価値はあると思いました。
楳図作品はまだ『おろち』『漂流教室』『洗礼』しか読んだ事がないのですがどれも素晴らしい作品でした。
これからパーフェクションシリーズで他の作品も揃えたいと思います。
まだ読んだ事がない方には是非とも読んでもらいたい作品です☆


最も美しいストーリーテラー
レビュー日:2007-11-25  評価:★★★★★
「おろち」という名のファッショナブルな美少女。
人間なのか魔物なのか、どこから来たのか、何が目的なのか・・・誰も知らない。
いや、恐らく誰も彼女の存在に気づかない。
彼女は不思議な力を持っているが、それが魔法なのか超能力なのかわからない。
・・・彼女はいつも一人の人間の人生を傍観し続けている。
不幸に陥れるわけでもなく、幸せに導くでもなく、時々彼女の持つ不思議な力でほんの
少しサポートするだけ。
彼女の視線の先にある人間を取り巻く背景にはさまざまな"負"が渦巻いている。

美醜
エゴイズム
劣等感
裏切り
復讐


渦巻く"負"を見つめるそのさまはまるでストーリーテラーのよう。


美しいストーリーテラー「おろち」を介して最も恐ろしいのは人間だという事を
強調している作品だと言える。

全巻必読
レビュー日:2007-08-21  評価:★★★★★
リアルタイム世代です。

ホラーというよりサイコサスペンス。サイコサスペンスというより人間観察。少年漫画でどうしてここまで人間を書けるのだろう。こういう作品を子供の頃から読めた俺たちは仕合せだった。楳図先生ありがとう。

クールな癖に、人間という奴が気になって仕方がないおろちの距離感がもうたまらない。以前の文庫版も揃えたけれど、これもまた揃えてしまう。それにまた、「大蛇」という絶妙なネーミング、姿もああ薄幸の美人歌手・藤圭子そっくりだ。久しぶりにあのねちっこい怨歌を聞きたくなってきた。

映画化かあ、なんと微妙な…
釈由美子の「スカイハイ」が実写版おろちだと思うので…

カバーをとって
レビュー日:2006-12-13  評価:★★★★★
おろちは装丁ちがいでチグハグに所持しているが
このシリーズは判型が大きいけど軽いし、カバーを取ったあとの表紙が特にすごくカッコイイ。
巻をおうごとに良くなる。4巻の表紙はポップアートのようだ。




おろち 3 (3) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)


タイトルおろち 3 (3) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)
著者楳図 かずお
出版社小学館
価格1200円
発送可能日通常24時間以内に発送
これぞ復讐劇
レビュー日:2006-06-22  評価:★★★★★
「ステージ」は、若干うまく仕組まれすぎかなーという面もありますが、それを差し引いてもありあまる読み応えです。ほんとに足の長い復讐劇!人はここまで執念深く生きられるのだなあと恐ろしくなります。

長くても名編
レビュー日:2006-03-09  評価:★★★★☆
 二巻のレビューでも触れましたが、この巻収録の二編は両方とも男性に焦点が向けられています。

 『ステージ』は『おろち』屈指の名編。父親を無残にも目の前で轢き逃げされた幼き男の子は、犯人の顔を覚えていたにもかかわらず裁判では取り合ってもらえず、その子どもという境遇のゆえの無力を悟る。やがて面した愛する父の仇に対して彼の企てたのは、最も効果的な、最も絶大な形での復讐だった。手塚治虫『ブラックジャック』『七色いんこ』中のエピソードにもけして劣らない、緊迫の復讐劇です。
 『戦闘』はすばらしく優しく高潔な父親を持った息子の話。あまりにも善良なその父親の行動に彼は戸惑いを覚えつつも尊敬を抱いていた。が、ある日、隻腕隻足の老齢の男が息子の前に現われ、あまりに衝撃的な事実を語り聞かせたことから、彼の生活は一転、暗く重いものとなる。

 今回の巻は『ステージ』に対し『戦闘』が圧倒的に長いため、他の巻より読みにくく、また、『戦闘』は扱っているテーマが重く、話の筋立てが比較的軽視されているので、やや冗長に感じられるかもしれません。それでも、『おろち』随一と言ってもよいほど綿密に、深い描写をもって描かれた「あの」場面は、言葉を失ってしまいそうになる強烈な印象を読者に与えずにいられません。やはり読むべき作品でしょう。

 今回、他に気になったのは『ステージ』の扉絵! 楳図ファンにとって、扉絵は『わたしは真悟』のものが有名ですが、この頃から楳図先生のセンスはずば抜けていた!




漂流教室 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)


タイトル漂流教室 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)
著者楳図 かずお
出版社小学館
価格1800円
発送可能日通常24時間以内に発送



漂流教室 2 (2) (ビッグコミックススペシャル)


タイトル漂流教室 2 (2) (ビッグコミックススペシャル)
著者楳図 かずお
出版社小学館
価格1800円
発送可能日通常24時間以内に発送



おろち 4 (4) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)


タイトルおろち 4 (4) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)
著者楳図 かずお
出版社小学館
価格1200円
発送可能日通常3−5週間以内に発送
最終にして最も凄惨
レビュー日:2006-03-10  評価:★★★★★
 楳図perfection版『おろち』は全四巻で、本書が最終巻にあたります。『眼』『血』の二編を収録し、最終巻に恥じないものとなっています。
 
 『眼』は自宅で行われた殺人に立ち会ってしまい、後日冤罪で捕まってしまった父親の疑いを晴らすため、真の殺人犯を見つけることに奮闘する盲目の少女の話。この世の中は本当の意味において、誰が盲人で、誰がそうでないのか。探偵もの、ミステリものを思わす、スリリングな物語です。
 『血』は第一話『姉妹』を受けてのものなのかは不明ですが、再び姉妹の話。名家に生まれた姉妹のうち姉はその慎ましい態度からあらゆる素行を讃えられるが、対して妹は常に比べられ、時には周囲のあまりに理不尽な行いに涙する。そのような境遇で育った彼女たちが成長して後には、いったいどのような物語が描かれるのか。女の心理を穿つ楳図先生の筆は、やはり姉妹という題材を扱うことにおいて最も冴え渡るのか。『おろち』全編の中で、最も壮絶、最も残酷な話です。

 『おろち』は最終巻になっても、一向にその物語は衰えを見せません。この頃から『わたしは真悟』のときまでが、楳図先生の才能が最も花開いた時期ではないでしょうか。漫画史に燦然と輝いていながらも長い間文庫でしか読めなかったこの漫画(しかも近年、絶版になったのか入手困難だった)を、すばらしいデザインと装丁で復刊してくれた小学館編集部には頭が下がる思いです。
 いまは『森の兄弟』などの初期短編が非常に豪華な版で復刊されたり(自分は学生の身なので手が出ませんが…)、映画化が相次ぐなど、楳図ファンにとってかなりありがたいご時世です。その煌くほどの功績に対してやや遅い見返りのようにも思えますが、ファンとして素直に喜ぶとします。いつの日か全集が出ることを夢見て、この良質なperfectionを収集していこうと思います。若いころ楳図作品に大なり小なり魅せられた方は、ぜひぜひ購入してください。




漂流教室 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)


タイトル漂流教室 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)
著者楳図 かずお
出版社小学館
価格1800円
発送可能日通常24時間以内に発送
記念碑的名作!
レビュー日:2008-11-08  評価:★★★★★
怪奇漫画で有名な楳図かずおが手掛けた異色SF巨編。
破滅寸前という状態の未来世界へタイムスリップした大和小学校。
学校内では、教師たちの錯乱・発狂、グロテスクな未来生物の襲来、飢餓、伝染病の発生、子供たちの仲間割れ、そして殺戮と様々な出来事が子供たちを苦しめる。
そんな中、主人公の高松翔を中心に必死に生き抜く子供たちは、現代へ戻る手がかりを見つけ、帰還するために力の限りを尽くすのだが・・・・。
米ソ間の緊張、そして環境破壊が深刻化している時代に書かれたものらしく、ここで描かれている未来世界は誰もが想像する華やかなものではない。
土地は砂漠化し、食料となる作物は成らず、おまけに水もない。

人類のほとんどは滅び、劣悪な環境に順応した未来生物がはびこる異常な世界。
本作は、この劣悪な環境下で必死に生き延びようとする子供たちの姿を通じて、親子の愛とは何か、友情とは何か、そして、なぜ地球と人類は滅亡の道をたどったのかなど様々な事を読者に想起させる。

これほどの重厚感のある作品は近年では望めるものではなく、その様な意味でもまさに本作は記念碑的な名作ということが出来よう。
間違いなく楳図かずおの最高傑作である。未読の方は、是非手にとって読んでほしい。

一気読みの価値はある
レビュー日:2008-01-08  評価:★★★★★
私は特に楳図先生のファンでもコレクターでもないせいか、装丁はそれほど特別だとは感じません。この程度の厚みであれば、普段から文庫や新書でなく単行本をよく読む人ならそれほど扱いにくくもないと思います。従来の文庫版をちまちま集めるよりも、新装版3冊で一気読みしたいという方にもお勧めできます。この値段を払っても、読んでおく価値はあります。

母と子の絆!
レビュー日:2007-12-09  評価:★★★★★
●新しい編集でよみがえった名作。この作品は子供の頃、リアルタイムで読んでトラウマになりました。今あらためて読んでもマジ怖い!!
●でも、ただの恐怖漫画ではないことは、皆さんもよくご存知だと思います。そうです、この作品は「母と子の絆」がもうひとつのテーマなんです(涙)。
●子を持つ親となって、この作品を読み返すと、翔くんのお母さんの気持ちが痛いほど分かります。若い方はもちろん、子を持つ親の世代の方々もぜひ、本書をおすすめします。

これがあの漂流教室か
レビュー日:2007-11-19  評価:★★★★☆
実は初めて漂流教室を読んだのですが、
最近の作画の綺麗な漫画に比べると、
台詞の言い回しとか、表情などに不自然なものを感じてしまいます。
と言っても楳図かずおは、もともとこういう作風の漫画家なんだと思いますが。

だからといってこの作品がツマラナイかといえば、まったくそんな事はありませんでした。
むしろ第1巻はあっという間に読み終わってしまい、早くも第2巻が待ち遠しい状態です。
初見でオチを知らない私は純粋に先が楽しみです。
良い漫画というのは読むのが苦痛じゃない。
どんなに長くても一気に読めてしまうのが良い漫画のひとつの目安だと思っています。
その点で、本作品は良い作品だと思います。

紙の質が途中で変わったり、装丁がおかしいように見えるのが全て演出だというのは、
ちょっと分かりづらかったですが。

最後に難を言えば極限状態における狂気がワンパターン(基本的に凶暴化)な
印象を感じました。
ただしあまり色々盛り込みすぎてもプロットが散漫になるだけで
良いことではないかもしれません。
あくまでも第1巻を読んだ時点での素人の感想です。

保存版として、秀逸。
レビュー日:2007-11-17  評価:★★★★★
文庫本でしか読んだ経験がないので、先ず迫力のあるサイズで漫画が読めることに感動。
緻密な楳図かずおさんの画力が目につきささります。
また、装丁が凝っています。今までのパーフェクションにない装丁の凝り具合です。
1.小口の絵は3巻あつめると1つの絵になる
2.現実と未来でページの色が違う
3.小見出し・タイトルのデザインが細部まで秀逸
漫画を読んでいるのに、漫画を読んでいる気がしませんでした。装丁の違いでこんなに入り込むのかと感心してしまいました。
もちろん既読で、作品自体が好きなので、かなりの偏りがあるかもしれません。。
難点は、小口が真っ赤のため、読んでいると、ほんの少し手が赤くなります。あと、分厚さで少し読みづらいです。
保存版としての購入がお勧めです。




ねがい


タイトルねがい
著者楳図 かずお
出版社小学館
価格1000円
発送可能日通常24時間以内に発送
非常に良質な作品集
レビュー日:2006-03-20  評価:★★★★★
 表題作『ねがい』は楳図ファンの間で人気が高く、登場する人形モクメも同様にたいへん人気あるキャラです。内気で友達のいない少年がゴミなどから丹念に作り上げたモクメ。他人にとっては醜悪でも、自分にとってはかけがえのない友達。彼はクラスの少年の言葉を真に受け、『宇宙の力』によって生命を吹き込むことを試みます。けれど効果は出るはずもなく、そのうち年月が去り、普通に仲の良い人間の友人ができた彼は、もはや不要となったモクメを捨て去る。そしてある日、そんなことなど忘れて楽しい日々を送っていた少年に降りかかる災難とは……。

 この本には上記の『ねがい』以外にも素晴らしい作品が収録されています。『Rojin』『鎌』など、まさに一流の仕事です。ちなみに『鎌』はすさまじく怖い作品なのに、最後は爆笑してしまいました。理由は読んだ方のみわかると思います。この本は装丁も大変豪華なので、怖くて面白くて、そして中身はとてもあたたかい楳図漫画が好きな方は、ぜひ手に取ってください。




蟲たちの家


タイトル蟲たちの家
著者楳図 かずお
出版社小学館
価格1000円
発送可能日通常24時間以内に発送
心理的な恐怖
レビュー日:2008-09-07  評価:★★★★★
 女が自分の事を蟲だと思う物語「蟲たちの家」 、浮気を見た子供に自分がどんなように写っていたかと思う女「目」、幸せな日常が実は空想だったという「ロウソク」これらの作品は楳図かずお以外はつくれません。
      楳図ファンは買うべきの商品でしょう。

この漫画を手に取った瞬間、”これは絶対おもしろいな!”と感じました。はい。
レビュー日:2008-03-12  評価:★★★★★
初めて楳図マンガを買いました。1話1話がおもしろくて、哀しく、読後感がすばらしいです。(あちらの世界から戻って来れない不思議な感覚)

一話読み切りの短編で、「どれもこれもおもしろい」という漫画は貴重なので、とても満足。

また、どの作品も恐くて哀しいのですが、不思議と読み終わった後は爽やかな気分になります。私は第二話「目」と第四話「きずな」が好きになりました。

さらにつけくわえると、本の装丁がすばらしい!
デザインが凝っているのはもちろん、カバーがリバーシブルになっていたり(表も裏も両方使える)、カバーに丸い穴が空いていて(その穴には透明なビニールが貼ってある)中が覗けるなど工夫が満載です。漫画の表紙とはしては珍しく(?)青いカバーも不思議な感じ。私はコレクターではないですが、持っているだけでうれしくなってしまう(?)本だと思います。はい。

収録作品は以下の通り。

第1話/蟲たちの家
第2話/目
第3話/ロウソク
第4話/きずな
第5話/螺旋階段
第6話/首
第7話/夏の終わり

あー、おもしろかった。

穴が.....!
レビュー日:2006-12-12  評価:★★★★★
楳図マンガのすばらしさは誰でも知っていると思うので本の作りに関してレビューさせてもらう。
タイトルになった短編はイアラ単行本や文庫サイズのシリーズで既に読んでいたが、
未読作品も収録されていたのと、本としての魅力から手に入れた。
美しい文学作品のような、異常で哀しい70年代の楳図世界をみごとな装丁でまとめあげてあると思う。
ウメズパーフェクションはさらに、「おろち」「恐怖」と装丁のすばらしさは増し、今現在(2007/12)
「超!まことちゃん」2巻でピークに達している。

祝!50周年 ジャパニーズホラー楳図ワールド
レビュー日:2006-02-28  評価:★★★★★
高校生の頃、「まことちゃん」にクラス中がはまっていて 何かにつけて「グワッシ」と言っていた思い出に懐かしみ、”蟲たちの家”を吸い込まれるようにいっきに 読んでしまいました。いくつかのストーリーで個々が予想もつかない展開の結末で改めて楳図ワールドを堪能しました。何十年たってもはまります。まちがいない!!

梅図マニアにはたまらない1冊☆
レビュー日:2005-10-18  評価:★★★★★
小学校のころからずっと梅図ファンで読み漁っていたのですが、久しぶりに読みました!復刊なのかオリジナルなのか?読んだことがない物語や記憶があるようでもこんな結末だったんだ!と感激しました。梅図マニア必見!!夜中のトイレには誰かについて行ってもらいましょう。




おろち 2 (2) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)


タイトルおろち 2 (2) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)
著者楳図 かずお
出版社小学館
価格1200円
トラウマが感動へ . . .
レビュー日:2008-08-03  評価:★★★★★
連載当時 . . .小学生でしたが、友人の家でこの巻に収録されている「ふるさと」を読んでいました。
その中の1シーンがあまりに恐ろしくて、思わず二度と目に触れることの無いようにと
物置に隠した(人の家なのに!)思い出があります。
それ以来、楳図かずおさんの作品は好きだけど、「おろち」と聞いただけで恐怖を覚えるほど
トラウマになっていました。そのせいで内容はほとんど知らない状態だったのです。
今回映画化されたことで、再び「おろち」に出くわしてしまいました。
しかし30年以上も経った今、もう大丈夫だろうと一気に4冊を大人買いっ!さあ、来いっ!!

当時怖かったシーンは、今見るとソレ程では無くなっていました。
(ホラー映画などで慣れてるせいかな?)でも見てるとじわじわ思い出して来ましたね。
ソレ以上にもっと恐ろしいシーンが全編に。(いくつか記憶にありました)

そして何より物語の語り口の凄さ、読んでいて本当にハラハラする緊張感、
恐怖の演出、人間の内側の危うさや悲しさまでを描く . . .
ただ人を怖がらせるだけのホラー漫画とは確実に違っていることに驚きました。
中には思わず涙してしまう程の心理描写もありますし、読み終えた後、「ふぅ〜っ!」と
ため息をついてしまうくらい引き込まれていました。
こんな作品を「少年サンデー」に連載してたなんて . . .!

あと、個人的に映画のおろちは自分の持つイメージとはちょっと違うよーな . . .
予告しか見てませんが、ちょっと冷たく暗い印象を受けました。
原作の彼女は傍観者でありながらも、どこか慈悲深いところがあるような気がします。




秀作の群れ
レビュー日:2006-03-03  評価:★★★★★
 二巻では『秀才』『ふるさと』『カギ』の三つを収録。個人的にはいちばん読み応えのある巻です。

 『秀才』はある日、凶暴な目つきの男が幸福な生活を営んでいた夫婦の家に侵入することからはじまる哀しみの物語。何の変哲もない夫婦二人とその子供の運命は、その日から静かに、そして確かに狂い始める。私が『おろち』の中で一番好きなのはこの話です。
 『ふるさと』は純朴ゆえに挫折を経験し、社会の底の底まで落ちることになった、若き日に希望に燃えて故郷を離れた青年の話。ある日、ささいな争いから重傷を負い、病室で昏睡状態となった彼の魂は、ひとり故郷へ向かって飛んでいく。心理小説のような展開と描写は圧巻です!
 『カギ』は近所の人々に「うそつき」とあだ名される、イタズラとうそが好きな少年の受難の話。狼少年にヒントを得たのであろう物語の筋、息もつかせぬ怒涛の展開に興奮すること間違いなし。

 一巻で話の主軸となる人物がすべて女性となっていることに対し、二巻ではすべて男性となってます(いま思うと三巻もですね。そして四巻では再びすべて女性)。そういうことなども考えながら読み返すと、また一味違って楽しめるのじゃないかと思います。
二巻はそれぞれの物語の頁数もあまり変わらないので、『おろち』の中でも特に読みやすいかと思います。量もほどほどで、良質な物語をたくさん読みたい、という人はとにかく読んでみてください。

些細なエゴイズムの延長線上にあるもの
レビュー日:2005-12-26  評価:★★★★☆
第2巻は、「秀才」、「ふるさと」、「カギ」の3本立て。
「秀才」は、子供が生まれ、幸せの絶頂にある家庭を突然の不幸が襲い、それ以来、すべてが一変してしまう。当時は、受験戦争、教育ママの走りでもあった。
「ふるさと」では、ある男の望郷の想いが、「おろち」をも巻き込んでしまう。御神体の光る石を触ると、村人たちに何が起こるのか。
両親が共働きの家庭の子に注目する「カギ」は、当時の「かぎっ子」が下敷きにあるのだろうか。うそつきの子が、うそをつき通すとどうなるか。痛い目にあったうそつきは改心するのか。
人間のエゴイズムや保身をこれでもか、というほど見せつけられます。
日常生活でも小さなエゴは、よく見かけますよね。
それらの延長線上を描き出しているのだと思います。
おろちの正義感に満ちた表情がとても印象的です

セーラー服おろち☆☆来年には映画化も。
レビュー日:2005-12-04  評価:★★★★★
不思議な力をもち人の人生をのぞく美少女“おろち”の総集編の二冊目。
今回もおろちは不思議な力を使い、たまに余計な事をしながら他人の人生を覗く。
なかでも“うそつき”はハラハラしておすすめである。
とりあえず素晴らしい漫画なので買いです。




漂流教室 (1) (小学館文庫)


タイトル漂流教室 (1) (小学館文庫)
著者楳図 かずお
出版社小学館
価格610円
発送可能日通常24時間以内に発送
ロスジェネは必読
レビュー日:2008-08-03  評価:★★★★★
 まず印象としては優れて現代的であるということ。今の日本の状況と似通った点が多く見られる。少年誌的な絶対悪というものがまるでなく味方も何時敵に回ってもおかしくなく実際敵に回っている。何と闘っているのか分らない闘いが続き発狂水準が上がっていき、子供がその様な闘いに巻き込まれて犠牲となるところが現代の若者事情と似通っている。私はリアルタイムで見た人よりも今見た人の方がこの作品のメッセージが伝わるんじゃないかと思う。

楳図氏の見方が変わった
レビュー日:2007-12-06  評価:★★★★★
この作品に出会うまで楳図氏のことを変わった人だと思っていたが、180度見方が変わった。今の少年漫画でこれほどの極限状態を描ける漫画家はいない。誰もが一気に読みたくなる漫画だと思う。これから先も色あせずに残っていくことだろう。大人が読んでも楽しめるだろうが、主人公と同じ年頃の子供にも是非読んでもらいたい作品である。
出来ればサンデーコミックス版を買うことを勧めます。一部台詞が変更されてしまい表現が甘くなって違和感があります。似ている言葉でも微妙なニュアンスの違いで印象が全く異なります。名作であるからこそ、言葉を大事にして貰いたいと思います。

楳図かずお氏の代表作。
レビュー日:2007-11-01  評価:★★★★★
 今から9年前の小学館文庫になってから全6巻、一気読みした。一巻目から読み始めると最後まで読みたくなっててしまう漫画。まるでスナック菓子(=食べ始めたら止まらない。)のようだった。
 
 一巻目から度肝を抜く展開。主人公の少年・高松翔の通う小学校が、校舎ごと荒廃した未来世界に飛ばされる。過去ではなく未来。それも超高層ビルが立ち並び、空飛ぶ車が走るような夢のような輝かしい未来ではない。(楳図かずおは、近未来の地球を案じている気さえして寒気がするほどだ。) 

 大地は荒れ果て、食料も水も何も無い。それどころか未知の人間、異様な生物との戦い。飢餓、流行病など、これでもかと無理難題が襲ってくる。子供達は、それにどう立ち向かっていくのか、生き残るための戦争が始まる。生きるために殺しあうのか、助け合うのか、憎みあうのか、協力しあうのか、いろんなことが、この漫画から感じる事が出来る。

 初期の段階で教師達は狂って皆死んでしまう。「大人達」より「子供達」(小学校6年生)を、主眼(あるいは主観として)物語を作り出していったのは、それこそ今の子供達に読んで欲しい、「生きろ!」という楳図かずおのメッセージかもしれない。
 
 単にハッピーエンド(=子供達が未来から現代に戻り両親と再会する事。)にせず希望を持たせた(最終巻の)終わり方もいい。

 当時よく少年誌で連載できたと思う。今、少年、少女誌で連載するのは、どぎつ過ぎて無理だろう。1987年劇場公開し、フジテレビ系列でTVドラマとして放送したのだが原作に忠実ではないために、失敗作だったと思う。もし、この作品を原作に忠実に再現したら、ジャンルがスプラッタームービーで「15歳以下入場できません。」になりかねない。

 何も起きない平和な日本、衣食住に満ち足りた何不自由ない日本。ストリートチルドレンさえ街にいるわけでもない。「生きるか、死ぬか。」という極限状態におかれた時、人間は、どういう行動にでるのだろうか。この作品の子供達を自分に置き換えてみて、自分だけ助かろうとするのか、人を殺してまで、生きようとするのか。

 この漫画を読んで、ふと頭をよぎった。

後半が・・・
レビュー日:2007-09-01  評価:★☆☆☆☆
3巻あたりまでは環境問題への警鐘や謎の解明など読み応えが多く、ワクワクしながら読んでいたので、後半の強引な展開にはガッカリしました。
又、グロイ表現と食人行為の描写に気分が悪くなりました。
リアルな描写にも限度があると思います。
まさに風呂敷を広げすぎて収集出来なくなるパターンの王道だと感じます。

圧倒的な恐怖
レビュー日:2007-06-20  評価:★★★★★
学校ごと未知の場所に飛ばされてしまい、子供達だけで必死に生き抜いてゆく壮絶な物語。
この面白さは読まなければわからない。
出来るだけ予備知識なしに読むことをオススメします。
一度読み出したら止まりません。




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